畳干し

「畳干し」も大切です。畳干しは、春と秋の年2回の割合いで行って下さい。昔はよく晴れた日に、洗濯物を乾かす感覚で畳を干したものです。 今は干す場所がなくなりましたので、マンションなどの場合はベランダに立てかければ大丈夫です。干す時間は4~5時間ほど。畳床をお日さまに向け、よくほこりをたたいて吐き出させましょう。畳表を日光に当てると変色しますので注意して下さい。畳を干す場所がない方は、単純に床から畳を離すだけでもOK。缶ジュースなどのつっかい棒を通し、風を与えるだけでも十分です。 畳は一帖ずつぴったりと部屋の中に収まっているので、はがすときは先端のとがった物で持ち上げるように取り外します。ポイントは部屋の中央の畳からはずすこと。持ち上げる前に、敷きやすいように目印をつけておくのも忘れずに。せっかくその部屋にぴったりと収められるように作られた畳ですので、入れ間違うとしっくりといかなくなるので気をつけます。