畳表の各部に名称
畳表の各部に名称
○幅(はば)…畳表の側から側までの長さ(小目の部分を含め、耳毛の部分を除く)をいう
○耳…畳表の耳毛の基部にあたる小目の部分をいう。別名「耳ぎわ」ともいう。
○耳毛…製織されたイグサの根元部分(突き出し)または先端部分(羽根)が小目から出ている部分を総称していう。
通常は羽根と突き出しを区別して呼称することが多く羽根を俗称では「うら、うらげ、けんぴ」突き出しを「もと」(うらに対して)という。
○耳組み(みみくみ)…小目の部分を総称していう。
○羽根(はね)…畳表の耳毛をいう。耳毛のうちイグサの先端部分をいう。
○突き出し(つきだし)…畳表の耳毛をいう。耳毛のうち根元部分をいう。
○配(はい)…畳表の組織の一部分をいう。経糸2本を1組とした組織を1配(約1.4cm<4分7厘>幅)という。
○小目(こめ)…畳表の組織の一部分で両側の目迫織りした部分をいう。
○間樋(まび)…中継表の中央箇所で織り込まないで出ている羽根と羽根の間(い草が重ね織りしてある)を間樋という。(中継織り参照)
○ホロ…中継表のい草の先端部分(羽根)が出ている状態をいう(中継織り参照)